友人に彼氏の写真を見せると、「かっこいいね」と言われる。あとから写真を見ると、相手は整っているのに、その隣の自分だけが見劣りしているように感じる――。
誰かから容姿を否定されたわけではない。それでも、「どうして私を選んだんだろう」「もっと可愛い人が現れたら、そちらに惹かれるのでは」と考えてしまうことがあります。
このとき気になっているのは、顔立ちの差だけとは限りません。周囲から不釣り合いと思われること、彼の好意が変わること、彼の隣にいる自分自身を好きになれないことが重なっている場合もあります。
この記事では、どんな場面でそう感じるのかをたどりながら、自分が何を気にしているのかを考えていきます。
彼氏がイケメンだと、なぜ自分の見た目まで比べてしまう?

彼氏が周囲からよく「イケメン」と言われると、自分の見た目も彼と並べて比べてしまうことがあります。
「彼の隣にいるなら、私ももっと可愛くないと釣り合わない気がする」「彼くらいモテそうな人なら、もっと可愛い女性を選べるはず」と考え、どうして自分が彼女なのだろうと思ってしまうこともあるでしょう。
けれど、周囲から見た彼の評価と、彼があなたに感じる魅力は同じではありません。二人の顔立ちを採点して、点数が近ければ「釣り合っている」と決められるわけでもないでしょう。
それでも自分だけが足りないように感じるなら、どんな場面でそう思うのかによって、気になっていることも違ってきます。
「釣り合っていない」と感じるのは、どんなとき?
「彼氏と釣り合っていない」と思うとき、気になっていることは人によって違います。
彼の隣にいる自分の見た目が気になる
一人で鏡を見るときはそれほど気にならないのに、彼と並んだ写真では急に自分のことばかり見てしまう。「もっと痩せていたら」「もう少し顔が整っていたら」と、普段から気にしていた部分が、彼と比べることで強く意識される人もいるでしょう。
この場合は、彼からどう見られているかよりも、彼と並んだときの自分の見え方に意識が向いています。
周囲から「不釣り合い」と思われるのが気になる
彼を友人に紹介したときの反応や、二人で外を歩いているときの人の視線が気になることもあります。実際には何も言われていなくても、「どうしてあの人が彼女なんだろうと思われそう」「彼女はもっと可愛い人だと思われていたかも」と考えてしまう。
この場合は、自分の容姿そのものより、「この二人は釣り合っていない」と周囲に思われることを意識しているのかもしれません。
もっと可愛い女性に気持ちが移るのではと思う
彼の周囲に可愛い女性がいると、「私よりあの人のほうが似合う」と感じる。彼がほかの女性の見た目を褒めただけで、自分から離れてしまうような気がする。
この場合は、今の二人の見た目よりも、「これからも彼が自分と付き合いたいと思うのか」という関係への不安が大きいのかもしれません。
同じ「釣り合わない」という言葉でも、自分の見た目、周囲からの見られ方、彼の気持ちのどこに引っかかっているかで、悩みの中身は変わります。
「私は可愛くない」と感じるとき、彼も同じように思っている?

「もっと可愛い女性と付き合えるはずなのに、どうして私なんだろう」と思うと、彼が自分を選んだ理由を知りたくなることがあります。ただ、彼がどこに魅力を感じているのかは、本人にしか分かりません。
自分では気に入っていない顔立ちが彼の好みに合っていることもあれば、話していて楽しい、一緒にいると落ち着く、考え方が合うなど、いくつもの理由が重なっていることもあるでしょう。
反対に、「性格がいいから見た目は妥協された」「尽くすから選ばれた」と考えるのも、彼の気持ちを想像している点では同じです。
自分で「私は可愛くない」と思っていても、彼も同じように感じているとは限りません。「もっと可愛い女性が現れたら、彼はそちらを好きになる」というのも、まだ起きていない未来についての想像です。
彼も自分のことを可愛くないと思っている気がするときは、そう考えたきっかけを振り返ってみます。彼から容姿について何か言われたのか。
ほかの女性と比べられたのか。それとも、二人で撮った写真を見たときに、自分だけが「釣り合っていない」と感じたのか。彼から実際に何か言われたのか、それとも自分の中でそう感じたのかでは、考えたいことが違います。
彼から特に何かを言われたわけではないなら、自分が想像している彼の評価と、自分自身の見た目への評価が重なっていることもあります。一方で、実際に「もっと痩せたほうがいい」「可愛くない」と言われたり、ほかの女性と比べられたりしているなら、自分の考え方だけの問題ではありません。その言葉や接し方を、自分がどう感じているのかは、別に考えたいところです。
「もっと可愛くなりたい」と思ったとき、何を変えたい?

彼氏と釣り合っていない気がすると、「もっと可愛くならなきゃ」と考えることがあります。髪型を変えたい、似合う服を着たい、メイクを工夫したい。自分がそうしたいと思うなら、見た目を変えることも選択肢のひとつです。
ただ、彼の気持ちが離れないように可愛くなりたいのであれば、見た目を変えても、その不安までなくなるとは限りません。
彼から「可愛い」と言ってほしいのか。自分と付き合っていることを喜んでいると感じたいのか。ほかの女性と比べられることが嫌なのか。求めているものが彼からの言葉や接し方なら、それは「自分の顔をどう変えるか」とは別の話です。
自分自身の見た目を変えたいのか。それとも、彼との関係の中でほしいものがあるのか。同じ「もっと可愛くなりたい」という気持ちでも、どちらに近いかで考えることは変わります。
彼から「かわいい」と言われたい気持ちについては、「かわいいと言われたい。好きな人からの言葉がほしいのは、なぜ?」も参考にしてみてください。
「釣り合わない」と感じたとき、何に引っかかっている?
二人で撮った写真を見て、「私だけ見劣りしている」と感じたとしても、そのとき引っかかっているのは顔立ちだけとは限りません。彼と並んだ自分の見え方なのか、周囲からの見られ方なのか、それとも彼の気持ちが変わることなのか。
「彼に釣り合うくらい可愛くならなければ」と考えるより先に、自分は何に引っかかっているのか。そこが違えば、今ほしいものも同じではありません。
