同棲のマンネリが気になる。変わったのは「好き」という気持ちだけ?

物干しに並んで干された洗濯物

同棲を始めた頃は、同じ家に帰れるだけでうれしかった。休日は一緒に外出して、夜はソファで話すことも楽しかった。それが最近は、帰宅してもそれぞれスマホを見て、休日も買い物や家事で終わることが増えた。

嫌いになったわけではない。それでも、会話が減り、デートやスキンシップに特別感がなくなると、「これってマンネリなのかな」と気になることがあります。

ただ、「マンネリ」という言葉だけでは、生活が落ち着いただけなのか、恋人として過ごす時間が足りないのかまでは捉えきれません。この記事では、同棲でマンネリを感じる場面を見ながら、自分が何を物足りなく感じ、どんな時間をもう少し増やしたいのかを考えます。

目次

同棲で「マンネリかも」と感じるのは、どんなとき?

傘立てに入った二本の傘

同棲のマンネリは、「会話が減った」「デートをしなくなった」といった変化だけで決まるものではありません。以前と過ごし方が変わっていても、今の関係が心地よければ、それをマンネリとは感じない人もいます。

別々に暮らしていた頃は、会う日を決め、待ち合わせをし、食事や外出をする時間そのものがデートになっていた人もいるでしょう。同棲すると、二人でいる時間は増える一方で、その多くが食事、洗濯、掃除、仕事の準備といった生活の時間になります。

毎日顔を合わせるからこそ、改めて近況を聞いたり、二人で予定を立てたりする機会が減ることもあります。そうした変化を「落ち着いた」と感じる人もいれば、「恋人として過ごす時間が減った」と物足りなく感じる人もいます。

マンネリが気になるときに考えたいのは、以前と違うことそのものより、今の二人の何に物足りなさや違和感があるのかです。

「マンネリ」によって、何を物足りなく感じている?

かごに入った色の違う毛糸玉

マンネリを解消したいと思ったとき、先に考えたいのは「何をすればまた盛り上がるか」ではなく、「現状の何が物足りないのか」です。

会話や相手からの関心が減ったこと

一緒に住む前は、会わなかった数日分の出来事を自然に話していたのに、今は「今日遅くなる」「〇〇買ってきて」といった生活の連絡が中心になっている。

そんなときに物足りないのは、会話の量そのものではなく、「最近どう?」「それでどうなったの?」と自分の話に関心を向けてもらう時間なのかもしれません。

一方で、会話が少なくても、静かに同じ部屋で過ごせることを心地よく感じているなら、以前と同じ会話量へ戻すことが目的とは限りません。

デートや「恋人として過ごす時間」が減ったこと

休日の外出が、スーパーや日用品の買い物ばかりになった。外食をしても、家計や家事の話で終わる。そんな変化から、同棲前にあったデートの特別感がなくなったと感じる人もいます。

この場合、欲しいのは大きな旅行や豪華な食事ではなく、生活の用事とは違う目的で二人の時間を持つことなのかもしれません。

スキンシップやセックスが減ったこと

同棲前は会うたびにキスやハグをしていたのに、今はほとんど触れなくなった。セックスの回数が減り、自分から誘わないと始まらないことも多い。

ここで気になるのは、性的なふれあいや行為の回数だけとは限りません。身体を寄せる時間がほしいのか、相手から触れてほしいのか、自分が恋人として求められている感覚がほしいのかによって、物足りなさの中身は変わります。

セックスの回数そのものが気になっているなら、「セックスの頻度に『普通』はある? ふたりの違いが気になるときに」も参考にしてみてください。また、相手から求められないことがつらい場合は、「彼氏に求められないのがつらい。女性として見られていない気がするときに考えたいこと」でも詳しく扱っています。

一緒にいる時間が長く、自分だけの時間が減ったこと

マンネリというと「刺激が足りない」と考えがちですが、二人の時間を増やすことで解消できるとは限りません。

帰宅してから寝るまでずっと一緒で、休日もほとんど同じ予定なら、一人で気を抜く時間がほしいと感じることもあります。

今ほしいのが「もっと一緒に楽しむこと」なのか、それとも「それぞれの時間を持ったうえで一緒に過ごすこと」なのか。マンネリを感じているからといって、いつも二人で何か新しいことを始める必要があるとは限りません。

同棲のマンネリを解消したいとき、どんな時間を増やしたい?

玄関に置かれた小さなバッグと帽子

マンネリの解消法として、旅行や外食、新しい趣味などが挙げられることがあります。ただ、日常に変化をつくることと、自分が物足りなく感じていることが満たされることは同じではありません。

もっと話したいなら、家事や予定の相談とは別の会話を持つ。恋人として過ごす時間がほしいなら、生活の用事ではない外出をする。触れ合いが減ったことが気になるなら、セックスの回数を増やすことだけでなく、今は相手とのどんなスキンシップがほしいのかを考える。一人の時間が足りないなら、休日を別々に過ごす。

「付き合い始めの頃に戻る」ことよりも、今の暮らしにどんな時間を足したいのかを考える方が、今の二人に合う過ごし方を考えやすくなります。

「マンネリ」の中に、別の不満が重なっていない?

何を変えたいか考えてみると、単調さとは別のことが気になっている場合もあります。

たとえば、家事の負担が片方に偏っていて一緒にいるとイライラする。相手に話しかけてもスマホばかり見ていて、話を聞いてもらえない。将来の話をしたいのに、相手が避け続けている。こうした状態なら、デートやサプライズを増やしても、自分が感じている不満は残ってしまうでしょう。

また、触れられたくないと伝えているのに繰り返し触れられるなど、自分の希望が尊重されていない場合も、マンネリや相性として片づける話ではありません。

「マンネリ」という一言に、生活への不満や将来への迷いまで含めてしまうと、何を変えたいのかも曖昧になります。単調さが気になっているのか、それとは別の負担が続いているのかは、それぞれ見ておきたいところです。

同棲前の二人に戻ることが、マンネリ解消になる?

同棲を始めた頃のような新鮮さがなくなったからといって、それだけで「好き」という気持ちまで変わったとは限りません。一方で、今の過ごし方に物足りなさがあるなら、「同棲したら仕方ない」と受け入れる必要もありません。

以前の二人に戻りたいのか、それとも今の暮らしの中に、もう少しほしい時間があるのか。

同棲のマンネリが気になったとき、「また昔のようにドキドキしたい」のか、「今の二人だからこそ心地よく過ごせる時間を増やしたい」のかでも、求めているものは違います。

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この記事を書いた人

都内在住のアラフォー、フリーライター。既婚。恋愛や夫婦関係、性のことなど、「自分がどう感じたか」を大事に執筆しています。ホラー映画が好き。

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