彼氏に求められないのがつらい。女性として見られていない気がするときに考えたいこと

二つの枕が並ぶ整えられたベッド

彼氏との関係が、明らかに悪くなったわけではない。会えば普通に話すし、一緒に過ごす時間もある。

それでも、以前のように彼氏から求められなくなったことが気になっている。

「もう私に魅力を感じていないのかな」

「女性として見られていないのかも」

「好きなら、触れたいと思うものじゃないの?」

彼氏に求められないことがつらいと、セックスやスキンシップが減ったという出来事だけでなく、自分自身まで否定されたような気持ちになることがあります。理由を知りたくて、「彼氏が求めてこない理由」「求めてこない男性心理」と検索したことがある人もいるでしょう。

ただ、同じ「彼氏から求められない」という悩みでも、実際に起きていることや、そこにつらさを感じる理由は人によって違います。

彼氏の気持ちを想像する前に、まずは自分たちの間で何が変わったのか。そして、自分はその変化の何につらさを感じているのか。ゆっくりと、順番に整理してみましょう。

目次

求められないつらさは、セックスだけ?

麻布の上に置かれた毛糸のかせ

彼氏から求められないことに悩んでいると、「私はそんなにセックスがしたいのかな」と、自分の性欲が気になることがあります。

もちろん、セックスそのものを求めている場合もありますが、つらさの中身をもう少し細かく見てみると、それだけでは説明できないこともあります。

以前は彼氏の方から触れてきたのに、それがなくなったことが寂しい。自分から誘えば応じてくれるけれど、彼氏から誘われることがない。キスやハグまで減って、恋人というより友達や家族のようになった気がする。

彼氏から求められることで、「愛されている」「自分に魅力を感じてもらえている」と実感していたのかもしれません。

同じ「求められなくてつらい」という気持ちの中にも、

「彼氏の方から求めてほしい」

「女性として魅力を感じてほしい」

「セックスがしたい」

「もっと触れ合いたい」

「自分ばかりが求めている状態がつらい」

「愛されている実感がほしい」

と、いくつもの気持ちが含まれていることがあります。似ているようですが、少しずつ違います。

彼氏から求められることで、自分は何を感じていたのか。そこを考えてみると、なぜ今こんなに寂しいのかも見えやすくなります。

「彼氏に求められない」は、どんな状態?

もうひとつ整理しておきたいのが、「実際に二人の間で何が起きているのか」です。

たとえば、

  • 彼氏の方から誘ってこなくなったけれど、自分から誘えば応じてくれる
  • 自分から誘っても断られることが増えた
  • セックスは減ったものの、キスやハグなどのスキンシップはある
  • セックスだけでなく、日常のスキンシップもほとんどなくなった
  • ある時期から急に冷たくなったと感じている
  • 付き合いが長くなるにつれて、少しずつ減っていった

では、同じ「求められない」でも状況がかなり違います。

特に、「彼氏から誘われない」と「性的な接触そのものを避けられている」は同じではありません。

また、セックスは減っていても、会話やキス、ハグ、デートなど、ほかの部分では以前と変わらず愛情を感じられることもあります。反対に、求められなくなったこと以外にも、会話や一緒に過ごす時間が減るなど、関係全体に変化を感じている場合もあるでしょう。

「求められない=冷められた」とすぐに結論を出す前に、何が変わって、何は変わっていないのかを分けて見ることも大切です。

彼氏が求めてこないのはなぜ?

彼氏から求められなくなれば、「どうして?」と思うのは自然なことです。

ただ、その場合も理由はひとつではありません。

仕事や生活が忙しく、疲れやストレスがたまっている時期には、性的なことへ気持ちが向きにくくなることがあります。性欲にも個人差があり、体調や健康状態などによって変化することもあります。また、セックスに対するプレッシャーや、二人の関係性が影響している場合もあるでしょう。 

付き合い始めた頃より関係が落ち着き、相手への愛情はあっても、セックスやスキンシップへの意欲が以前とは変わっていることも考えられます。

さらに、二人の間に不満やわだかまりがある、恋愛感情や性的な魅力の感じ方に変化がある、といった可能性も否定はできません。

つまり、「仕事で疲れているだけ」「付き合いが長くなれば、求めてこなくなるもの」「求めてこないならもう冷めている」のように、外からひとつの理由に決めることはできません。

インターネットで見つけたり、他者から聞いたりした「男性心理」が、自分の彼氏にもそのまま当てはまるとは限らないからです。

理由を知りたいなら、最終的には本人の気持ちを聞かなければ分からない部分が残ります。

彼氏がなぜ求めてこないのかを考えるだけでなく、「求められないことで、自分は何がつらいのか」にも目を向けてみましょう。

「女性として見られていない気がする」のは、なぜつらい?

薄暗い部屋の壁に立てかけられた大きな鏡

彼氏に求められないとき、セックスがないこと以上に、「女性として見られていない気がする」ことにつらさを感じる人もいます。

ここでいう「求められたい」は、単純に性欲を満たしたいという意味だけではないこともあります。

自分から誘うのではなく、彼氏の方から求めてほしい。異性として魅力を感じてほしい。恋人として、家族や友達とは違う存在でいたい。ほかの誰かではなく、好きな人から「女性」として見てほしい。そんな気持ちが含まれていることもあります。

だから、セックスの回数だけを増やせば解決するとは限りません。

たとえば、自分から誘ってセックスすることはできても、「結局、彼からは求めてくれない」という寂しさが残ることもあります。

反対に、セックスの頻度は以前より少なくても、彼氏からキスをしてくれる、抱きしめてくれる、かわいいと言ってくれるなどの愛情表現があれば、それほどつらく感じない人もいるでしょう。

「求められたい」の中に、自分は何を求めているのか。そこを考えてみると、「セックスレスをどう解消するか」とは少し違った問題が見えてくることがあります。

自分は、彼氏に何を求めている?

彼氏と話す前に、自分が何を望んでいるのかも少し整理しておくと、気持ちを伝えやすくなります。

たとえば、

  • セックスの頻度を増やしたいのか
  • キスやハグなど、セックス以外のスキンシップがほしいのか
  • 彼氏の方から誘ってほしいのか
  • 言葉や態度でも、女性として魅力を感じていることを示してほしいのか
  • それとも、彼氏が今の二人の関係をどう感じているのかを知りたいのか

などが考えられます。ひとつに絞ろうとする必要はありません。

また、恋人同士でも、セックスやスキンシップを求める頻度が同じとは限りません。自分はもっと触れ合いたいと思っていても、彼氏は今の頻度で十分だと感じていることもあります。

ここで「私の性欲が強すぎる」「彼の性欲が弱すぎる」と、どちらかを問題にするよりも、その違いによって自分が何につらさを感じているのかを考えた方が、彼氏に伝えたいことも整理しやすくなります。

彼氏に求められないつらさを、どう伝える?

蝋燭を灯した二人分のテーブルセッティング

彼氏に求められないことがつらくても、その気持ちをどこまで、どう伝えればいいのか迷うこともあるでしょう。

寂しさや不安が大きくなっていると、「なんで求めてくれないの?」「もう私のこと好きじゃないの?」と聞きたくなるかもしれません。ただ、それでは彼氏に、責められているように受け取られてしまうこともあります。

たとえば、

「最近、前よりスキンシップが減って少し寂しい」
「セックスの回数というより、あなたの方から触れてくれることが減ったのが気になってる」
「私ばかりが求めているように感じて、不安になることがある」

など、自分が寂しいと感じていることや、何が気になっているのかをそのまま伝える方法もあります。

そのうえで相手にも、今の二人の関係やスキンシップについてどう感じているのか、聞いてみてもよいでしょう。

自分にとっては大きな変化でも、彼氏はそれほど意識していなかったかもしれません。反対に、彼氏にも、これまでうまく言葉にできなかったことがあるかもしれません。

一度話しただけで答えが出るとは限りません。それでも、彼氏の気持ちを想像するだけでは分からなかったことが、話してみることで見えてくる場合もあるでしょう。

話しても二人の違いが残るとき、どう考える?

気持ちを伝えても、彼氏から求められる頻度が増えたり、以前のようなスキンシップに戻ったりするとは限りません。

自分はもっと彼氏から求められたいけれど、彼氏は今くらいの頻度で十分だと感じている。話してみたことで、そんな違いが浮き彫りになることだってあります。

そのときに考えたいのは、どちらが正しいかではなく、今の状態が自分にとってどのくらいつらいのかです。

セックスが少なくても、キスやハグ、言葉での愛情表現があれば満たされるのか。
セックスの回数よりも、彼氏の方から求めてくれないことが寂しいのか。
自分が寂しいと伝えたとき、彼氏はその気持ちをどう受け止めてくれるのか。
そして、今の状態がこの先も続いたとして、自分はこの関係のままで大丈夫だと思えるのか。

ここまで考えても、すぐに答えが出ないことはあります。

それでも、「恋人なのだから我慢するしかない」と考えたり、「求めてくれないなら別れるしかない」と急いで結論を出したりする必要はありません。セックスの頻度は今のままでも大丈夫なのか、彼氏から求められない状態が続くこと自体がつらいのか。自分がどこに一番寂しさを感じているのかを、もう一度考えてみてもよいでしょう。

「女性として見られたい」と思うのは、おかしいこと?

彼氏に求められない時間が続くと、「もう女性として魅力がないのかもしれない」と感じることがあります。でも、彼氏の性欲や二人の性生活に変化があることと、自分自身の魅力の有無は同じ話ではありません。

だからといって、「そんなことで悩む必要はない」「他人から求められなくても自信を持てばいい」と片づけるのも違うでしょう。

彼氏に求められないのがつらいとき、考えたいのは「私はもう魅力がないのか」だけではなく、「私はこの人との関係に何を求めていて、何がなくなったことを寂しいと感じているのか」ということなのかもしれません。

セックスがしたいのか。彼氏の方から触れてほしいのか。女性として魅力を感じてもらいたいのか。言葉や態度でも、恋人として大切にされていると感じたいのか。そこが分かってくると、彼氏に何を伝えたいのかも具体的になります。

「女性として見られたい」と思うことと、「彼氏に求められない自分には魅力がない」と考えることは、同じではありません。求められないことがつらいときは、「自分には魅力がない」と結論づける前に、自分が彼氏との関係で何を寂しいと感じているのかを考えてみてはいかがでしょうか。

あわせて読みたい

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

都内在住のアラフォー、フリーライター。既婚。恋愛や夫婦関係、性のことなど、「自分がどう感じたか」を大事に執筆しています。ホラー映画が好き。

目次