夫婦で休みが合わない。すれ違いが気になるとき、どんな時間を一緒に過ごしたい?

木のテーブルに離れて残るふたつの輪染み

自分は土日休みで、夫は平日休み。カレンダーを見ても、今月は一日も休みが重なっていない。仕事だから仕方ないと分かっていても、なんだかすれ違っているような気持ちになることがあります。

休みが合わないと、一緒に出かける予定を立てにくかったり、ゆっくり話せる時間が少なかったりします。一方で、それぞれが一人で過ごせる時間を持ちやすいなど、負担ばかりとは限りません。自分は何に困り、夫婦でどんな時間を持ちたいと感じているのかによっても、受け止め方は変わります。

この記事では、休みが合わない夫婦に起こりやすいことを確認しながら、自分たちにとって必要な「一緒の時間」を考えていきます。

目次

夫婦の休みが合わないことは、問題?

玄関に向きを違えて置かれた二足の靴

夫婦の休みが合わない背景には、土日休みと平日休みの違い、シフト制、夜勤、休日出勤など、仕事の勤務形態が関係していることがあります。

同じ休日が少なければ、朝から出かけたり、一日かけて旅行や買い物を楽しんだりする機会は作りにくくなります。休みの日にまとめて話したいことがあっても、相手は仕事で不在ということもあるでしょう。

ただ、休みが違うからといって、二人で過ごす時間がなくなるわけではありません。

平日の夜に一緒に食事をする夫婦もいれば、帰宅時間が合わず、同じ家にいてもほとんど顔を合わせない夫婦もいます。反対に、休みが同じでも、それぞれ別の予定を入れて過ごすこともあります。

休みが違うことが、誰にとっても同じメリット・デメリットになるわけではありません。二人で過ごす時間の少なさが気になるのか、一人の時間も持てて心地いいのか。家事や子育ての負担が偏って困っているのか。実際に何が起きているかによって、休みの違いの意味は変わります。

夫婦でも一人で過ごす時間を大切にしたいと感じる場合は、「一人が好きな人は結婚に向いていない? 一人の時間を大切にできる関係とは」でも、一緒に暮らしながら一人の時間を持つことについて触れています。

休みが合わないことで、何が足りないと感じている?

「もっと休みが合えばいいのに」と思ったとき、欲しいのは休日そのものとは限りません。

  • 二人で出かける日をもう少し作りたい
  • 仕事や家事に追われず、ゆっくり話す時間がほしい
  • 一緒に食事をしたり、家で何もせず過ごしたりしたい
  • キスやハグ、セックスなど、触れ合う時間がほしい
  • 自分ばかりが休日に家事や子育てをしているのが負担
  • 周囲の夫婦と比べて、自分たちの過ごし方が気になる

同じ「休みが合わない」という状況でも、二人で過ごす時間を増やしたい場合と、生活上の負担を軽くしたい場合では、気になっていることが違います。周囲の夫婦と比べるうちに、「私たちも休日を一緒に過ごしたほうがいいのでは」と不安になっていることもあるでしょう。

また、休日だけでなく、帰宅時間や家事の分担など、普段の生活リズムが影響していることもあります。

「休みが合わない」ことだけに目を向けず、二人で過ごす時間の少なさと、生活上の負担を別々に考えてみると、自分が何に困っているのかを捉えやすくなります。 

同じ休日がほしい? それとも、ふたりで過ごす時間がほしい?

筆立てに並んで立つ長さの違う二本の鉛筆

休みが合わないと、「月に一度くらいは休みを合わせたい」と思うこともあります。同じ休日を作れれば、長く一緒に過ごしたり、旅行や外出の予定を立てたりしやすくなります。

ただ、自分が求めているのが「丸一日一緒にいること」とは限りません。

休日は合わなくても、仕事から帰ったあとに一緒に夕食をとれれば満足する人もいます。朝の短い時間に話せることがうれしい人もいれば、数週間に一度でも、予定を決めて二人で出かけられることを大切にしたい人もいるでしょう。

反対に、家では毎日顔を合わせていても、会話は仕事や家事の連絡だけで、二人で過ごしている感じがしないこともあります。

休みが合う日数よりも、夫婦の会話が減っていることのほうが気になる場合は、「夫婦の会話がない。このままで一緒にいていいのか迷うときに考えたいこと」でも詳しく扱っています。

「休みを合わせたい」と思ったときは、その休日に何をしたいのかまで考えると、自分が求めている時間が具体的になります。

休みが合わないとき、ふたりで何を調整できる? 

食卓に少しずらして並べた二枚のリネンの布

休みが合わないことに不満があっても、相手の仕事によって休日が決まっている場合、「もっと休みを合わせてほしい」と思っても、すぐには変えられないことがあります。

そんなとき、「休みが違うのが嫌」とだけ伝えるより、「一緒に夕食をとる日がほしい」「たまには一日出かけたい」など、増やしたい時間が具体的なほうが、相手とも話しやすくなります。

毎週短くても二人の時間を持ちたいのか、月に一度まとまった休日がほしいのかでも、必要な調整は違います。共有のカレンダーを使う、仕事終わりに一緒に食事をする日を決める、旅行をしたいなら早めに希望休を相談するなど、どの方法が合うかは、欲しい時間の長さや過ごし方によって変わります。

一方で、「相手と過ごす時間を増やしたい」のではなく、「自分の休日に家事が集中していて休めない」ということが一番の負担なら、必要なのはデートの予定より家事の分担について話すことかもしれません。

休みを合わせるために、希望休を取る、働き方を変える、転職するといった選択肢もあります。ただ、仕事を変えることは休日以外の条件にも関わる大きな判断です。先に「休みが合わないことで、今何に困っているのか」を言葉にしておくと、仕事を変えるほどの調整が必要なのか、今の生活の中で作れる時間があるのかも検討しやすくなります。

休みが合わなくても、どんな時間を一緒に過ごしたい?

二人の休みがなかなか合わないとき、気になっているのは、休みが重なる日数そのものより、「ゆっくり二人で過ごせる時間がない」ことかもしれません。

休みが同じでも別々に過ごす夫婦もいれば、休みが違っても、夕食や短い外出など限られた時間を一緒に過ごしている夫婦もいます。

「夫婦なら休日を一緒に過ごすもの」と決めつけるより、自分はどんな時間があると「一緒に過ごせている」と感じられるのか。そこが言葉になると、休みを同じにする以外の過ごし方にも目を向けられます。

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この記事を書いた人

都内在住のアラフォー、ライター・編集者。2010年より執筆・編集に携わる。既婚。恋愛や夫婦関係、性のことなどを中心に、「自分がどう感じたか」を大切にしながら書いています。

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