非粘膜接触とは? 女風ではどこまで触れる? 女性用風俗の利用前に知っておきたいこと

机に置かれた少し開いた真鍮のコンパス

「非粘膜接触」という言葉を目にして、どういう意味だろうと気になった。調べてみると、女性用風俗(女風)や性感マッサージが出てきて、「そういうサービスで使われる言葉なの?」と思った人もいるかもしれません。

非粘膜接触は、女風でのサービスだけを指す言葉ではありません。ただ、女性用風俗では、利用者とセラピストの粘膜同士が直接触れる行為を避けるサービスを表す言葉として、使われることがあります。

では、非粘膜接触なら性器には触れないのでしょうか。指で腟内に触れる、いわゆる「指入れ」や肌へのキスは含まれるのでしょうか。また、性感染症の心配はなくなるのでしょうか。

この記事では、非粘膜接触という言葉の意味を確認したうえで、女性用風俗ではどのような接触を避け、どのような触れ合いが行われる場合があるのか、利用前に確認したいことを整理します。 

目次

非粘膜接触とは、どんな接触のこと?

縁だけが触れている二枚の乾いた木の葉

非粘膜接触とは、口や性器など、粘膜のある部分同士を直接触れ合わせない接触を指します。

そのため、口同士が触れるキスや、口と性器が触れるクンニ・フェラ、性器同士が直接触れる行為は、非粘膜接触には含まれません。

一方で、非粘膜接触だからといって、身体に全く触れないわけではありません。肌に触れたり、手で性器に触れたりしても、それだけで粘膜同士の接触になるわけではありません。

女性用風俗の中には、こうした「粘膜同士を直接触れ合わせない」という考え方を取り入れ、「非粘膜接触」のコースやサービスを案内している店舗もあります。

女風では「非粘膜接触」をどう扱っている?

木の棚に並んだ大きさの違う三つの升

女性用風俗における「非粘膜接触」では、キスやクンニを行わず、マッサージや手だけを使った性感サービスを提供する場合があります。

ただし、「非粘膜接触」と案内されていても、具体的に何をするかは、すべての店舗やコースで同じではありません。

そのため、「非粘膜接触なら何をするの?」と知りたいときは、「非粘膜接触では行わないもの」と「店舗やコースによって変わるもの」を分けて見ると分かりやすくなります。

行為非粘膜接触での扱い
キス口の粘膜同士が直接触れるため、行わない
クンニ・フェラ口と性器の粘膜が直接触れるため、行わない
手で性器に触れる粘膜同士の接触ではないため、サービスに含むかどうかは店舗やコースによる
指で腟内に触れる粘膜同士の接触ではないとして、サービスに含める場合もある
首や胸など、肌にキスする口と皮膚の接触として、サービスに含める場合もある
マッサージ・ハグ非粘膜接触のサービスでも行われる場合がある

このように、手で性器に触れることや、指で腟内に触れること、肌へのキスなどは、「非粘膜接触」と書かれているだけでは、実際に行うかどうかまでは分かりません。こうした行為が気になる場合は、利用を考えている店舗やコースの内容を確認することになります。

なお、売春防止法では、対償を受ける、または受ける約束で不特定の相手と性交することを「売春」と定め、これを禁止しています。そのため、いわゆる「本番行為」は、粘膜接触かどうか以前に、女性用風俗のサービスとして提供されるものではありません。

非粘膜接触なら、性感染症のリスクはない?

非粘膜接触でも、性感染症に感染する可能性がゼロになるわけではありません。

性感染症は種類によって感染経路が異なります。厚生労働省のホームページでは、性的接触により、口や性器などの粘膜だけでなく皮膚から感染するものもあると説明しています(出典)。

そのため、粘膜同士が直接触れる行為を避けることと、「性感染症の心配がないこと」は同じではありません。

感染への不安が理由で非粘膜接触を選びたい場合は、「非粘膜接触」という名称だけで判断せず、実際にはどの部位がどのように触れるのかまで確認すると、自分が避けたい接触が含まれているかを判断しやすくなります。

非粘膜接触に興味がわいたのは、何が気になっているから?

殻のままのくるみと割れているくるみ

非粘膜接触について調べている理由は、人によってさまざまでしょう。

女風には興味があるけれど、初対面の相手とキスをすることには抵抗がある。性感染症が気になり、口や性器が直接触れる行為は避けたい。性感マッサージには興味があるものの、最初からすべての性的な接触を受け入れるのは不安。

同じ「非粘膜接触なら試してみたいかも」という気持ちでも、避けたいことは違います。

たとえば、口同士のキスには抵抗があっても、手で性器に触れられることには抵抗がない人もいます。反対に、「性器には触れてほしくない」と感じているなら、粘膜同士が触れないだけでは、自分が求めている範囲とは合わないでしょう。

避けたいことだけでなく、「どんな触れ合いならしてほしいと思うのか」も考えてみると、自分の希望がさらに具体的になります。

女風を利用するなら、予約前に何を確認しておく?

利用を検討するなら、まず確認したいのは、利用を考えている店舗が「非粘膜接触」をどのように定めているかです。

キスやクンニはしないとしても、手で性器に触れるのか。指で腟内に触れることはあるのか。肌へのキスは含まれるのか。店舗のホームページで分からなければ、予約前に問い合わせて確認する方法もあります。

そのうえで、自分の希望も行為ごとに考えて、「これはしてほしい」「これは避けたい」「実際に会って考えたい」と分けておけば、「非粘膜接触でお願いします」という一言だけに収まらない希望も伝えやすくなります。

また、予約時に希望したことや、コースに含まれていることが、その後のすべての行為への同意になるわけではありません。

最初は大丈夫だと思っていても、実際に触れられてみると嫌だと感じることもあります。反対に、その場で別のことに興味が出る場合もあるでしょう。何をするかは、その都度自分と相手の意思を確認しながら決まるものです。

女風の利用で、サービス内容や当日の過ごし方と自分の期待がずれることについては、「女風を利用して後悔することはある? 自分に合う選択肢か考えるために」でも詳しく扱っています。

「非粘膜接触」という名前だけで決めなくてもいい

最初はただ、「非粘膜接触って何だろう」と気になって調べただけだった。それでも意味を知っていくうちに、「こういう触れ合い方なら興味がある」と感じることもあれば、「思っていたものとは違う」と分かることもあります。

大切なのは、非粘膜接触なら安心か、女風を利用できるかという二択だけではありません。

自分は何に抵抗があり、何には興味があるのか。どこまでなら心地よさそうで、何は避けたいのか。

その範囲が少し見えてから、非粘膜接触というサービスが自分に合いそうか、そもそも利用したいと思うのかを考えても遅くはありません。

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この記事を書いた人

都内在住のアラフォー、ライター・編集者。2010年より執筆・編集に携わる。既婚。恋愛や夫婦関係、性のことなどを中心に、「自分がどう感じたか」を大切にしながら書いています。

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