セックスをするために会って、終わればそれぞれの日常に戻る。最初は、その気楽さがちょうどよかったのに、最近は会えない日の連絡を待ったり、「たまには、ごはんだけでも」と思ったりする。
気づけば、セフレを好きになっていた。恋人ではない関係から始まったぶん、気持ちを自覚したあとに「この関係で好きになるのはまずい」「相手が私を好きになることはある?」と迷う人もいるでしょう。
本命になれる可能性や、男性が本気になったときのサインが気になるかもしれません。ただ、相手の気持ちは、セフレという関係や、あなたといるときの態度だけで決められるものではありません。
この記事では、今の関係で自分が何を気にするようになったのか、相手とどんな関係を望んでいるのかを確かめながら、これからの選択肢を考えます。
セフレを好きになったとき、何に迷う?
セフレとして会い始めた頃は、「恋人になりたい」とまでは思っていなかった。
会いたいときに連絡を取り、二人で過ごす。会っていない時間は、お互いの生活に深く踏み込まない。付き合っているわけではないから、毎日の連絡やデート、将来の話を求めない。その距離感に不満がなかった時期もあったはずです。
ところが、相手を好きになると、それまで平気だったことが気になり始めます。
以前なら数日連絡がなくても気にならなかったのに、スマホを見る回数が増えた。会えるのは嬉しいけれど、次の予定が決まらないまま別れることを寂しく感じる。相手の恋愛の話を聞いて、自分はどんな存在なのか気にしてしまう。
「好き」という言葉の中には、相手への好意だけでなく、これまで平気だった距離では物足りなくなった気持ちも含まれていることがあります。相手を好きになった今、「これまでと同じ関係を続けたいのか」を改めて考えてみたいところです。
今の関係に、何を求めるようになった?

相手を好きになると、以前は求めていなかったものがほしくなることがあります。
会う予定がなくても連絡を取りたい。セックスなしでも会いたい。次に会う予定を相手から聞いてほしい。ほかにもセフレがいるのか知りたい。以前は気にならなかったことでも、相手への気持ちが変わると、望む関係も変わることがあります。
ただ、こうした気持ちがあるからといって、必ず「恋人になりたい」と思っているわけではありません。
「もっと連絡がほしい」なら、一日中やり取りをしたいのではなく、用事がないときにも自分のことを思い出して連絡してほしいのかもしれません。
「ごはんだけでも会いたい」なら、セックス以外の時間にも自分と会いたいと思ってほしい。ほかの相手の存在が気になるなら、自分だけと身体の関係を持ってほしい。そんな気持ちが出てきている場合もあります。
一方で、今の関係そのものを変えて、恋人として付き合いたいと思うこともあるでしょう。毎日の出来事を共有したり、相手の生活や将来にもう少し関わったりしたいと感じる人もいます。
相手を好きになったあとに求めるものは、「もっと連絡がほしい」「セックス以外でも会いたい」といった今の関係の延長にあることもあれば、恋人として付き合いたいという希望まで含むこともあります。
自分は今の関係の何を変えたいのか。それを考えていくと、相手に何を聞きたいのかも具体的になってきます。
相手の態度から、気持ちは分かる?

自分の気持ちがはっきりするほど、今度は相手がどう思っているのかが気になります。
会ったあとも連絡をくれる。セックスをしない日にも、食事だけで会ってくれる。「好き」と言われたことがある。ほかの男性の話をすると、少し嫉妬しているように見える。そうした態度から、「相手も私を好きなのかも」と思うことはあります。
けれど、優しくしてくれることや、頻繁に連絡を取ることだけで、「相手も恋人になりたいと思っている」とは言えません。
反対に、セックスありきで会っているからといって、恋愛感情がないと決まるわけでもありません。セフレとして関係を始めたときと、今の気持ちが同じとは限らないのは、相手も同じです。
「セフレを好きになる男性はいるのか」という問いなら、セフレから始まった相手に恋愛感情を持つことはあり得ます。ただ、男性一般の心理や「本気のサイン」が、今の相手にもそのまま当てはまるとは限りません。相手も自分との関係を変えたいと思っているかどうかは、態度だけでは判断できません。
この先、どんな選択肢がある?

相手を好きになったあと、告白するか、関係を終えるかの二択になるわけではありません。
今の関係を続けたいのか、関係を変えたいのか。それとも、好きだからこそ少し距離を置きたいのか。自分が相手に求めているものによって、この先の選択肢も変わります。
今の関係を続ける
相手を好きになったあとも、今の距離で会う時間を楽しみたいと思うなら、関係をすぐに変えない選択もあります。
会っている時間には満足している。恋人ではないことも含めて、今の付き合い方を続けたい。ほかの相手の存在や、連絡が少ないことにも大きな負担は感じていない。
一方で、会うたびに期待が大きくなり、つらさの方が大きくなってしまったら、以前と同じ関係を続けることが、今の自分にも合っているのかは改めて考えたいところです。
関係を変えたいことを伝える
恋人として付き合いたい。セックス以外にも会いたい。ほかの相手とは関係を持ってほしくない。今とは違う関係を望んでいるなら、その気持ちを相手に伝える方法もあります。
「好き」という気持ちと、「これから、こういう関係でいたい」という希望は同じではありません。自分がどんな関係を望んでいるのかまで言葉にすると、相手に確かめたいことも具体的になります。
ただ、相手の希望が自分と同じとは限りません。相手も恋人として付き合いたいと思っている場合もあれば、今の関係を続けたいと考えている場合もあります。
気持ちを伝えることは、本命になるための駆け引きというより、これからの関係について、お互いが何を望んでいるのかを確かめることに近いでしょう。
会う頻度を減らす、関係を終える
好きだから会いたい。でも、会うたびに「いつか付き合えるかも」と期待してしまう。相手に恋人ができることを考えると苦しい。
今の関係を続けること自体が負担になっているなら、会う頻度を減らしたり、いったん距離を置いたり、関係を終えたりする選択もあります。
それは、「セフレという関係を選んだことが間違いだった」という意味ではありません。始めた頃はちょうどよかった関係でも、自分の気持ちが変われば、同じ距離では過ごしにくくなることがあります。
「まだ好きだから会いたい」と「このまま会い続けるのはつらい」が、同時にあることもあります。そんなときは、この関係を続けた先で、自分がどんな気持ちになりそうかまで考えてみましょう。
セフレを好きになった今、自分はどんな関係でいたい?
最初は、会っている時間だけ楽しく過ごせればよかった。それが今は、会っていない日にも連絡を取りたい、セックスをしない時間にも会いたいと思うようになっている。
「相手を好きになった」という気持ちだけでなく、相手とどう会いたいのか、どのくらい関わりたいのかも、以前とは違っていることがあります。
本命になれる確率や、相手が見せるサインを知っても、自分がこの先どんな関係でいたいのかまでは決まりません。
セフレを好きになった今、考えたいのは「相手に本命として選ばれるか」だけではなく、「私は、この人とどんな関係でいたいのか」です。
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